こんにちは!
“お前の性格いいね!”
“あの人、突然人格が変わった”
など、よく耳にしますね。
そもそも、性格って?人格って?と思う人も多いはず!
その違いと使い分けについて説明します。
目次
性格とは?
性格と人格は同じような意味合いで使う人がいますね。
でも全く違うんですよ。
性格のことは別名、キャラクターとも言います!
性格はもともと生まれつき備わっている部分なんですよね。
普段の行動、態度などが基本的に一貫性があると言われているんです。
一貫性があるということは、”あの人はマイペースな性格だから、約束の時間に早くきたためしがない”など、マイペースな人特有の余裕感は、どんな時でもブレることはない事を意味します。
また、性格は簡単には変えられません。
《キャラクター》という語源はギリシャ語からついていて、”刻み込まれたもの”という意味があります。
キャラクター(性格)は刻み込まれて生まれてきていて、基本的には変わらない部分でもあるのです。
自分自身の性格(キャラクター)をしっかりと受け止め、上手に付き合っていけるといいですね。
人格とは?
人格とはなんぞや?
性格が生まれつき備わっている部分としたら、人格は後天的に身についた部分です。
“人格者”という言葉がありますが、基本的な考え方は、その人の役割を意味しています。
1人の男性で例えると分かりやすいです。
自営業のお父さんが、職場に行けばその会社の代表(社長)という”顔”があります。
仕事が終わり、家に帰れば、2児の父親という”顔”があります。
“会社を支える顔”と”家庭を守る顔”、全く役割が違いますもんね。
状況に応じて、自分の役割が変われば、人格も変わるという捉え方が正しいです。
また、人格は別名、パーソナリティといいます。
パーソナリティの語源はもともと、ペルソナという言葉から生まれたと言われているんです。
そして、ギリシャ語でペルソナは舞台などで使う”仮面”のことを指します。
仮面は付け替えればその役を演じる事ができますよね。
これが人格の語源です。
どちらもうまく使いこなそう!
行くぜ”性格”!キミの出番だ!
性格は生まれながらにして”刻み込まれたもの”と説明しました。
性格を変えようと思っても、この刻み込まれた性格は厄介なことに、そう簡単には変えられません。
性格を変える努力をした場合、新しい性格を取り入れること自体が、身体にとって大きなストレスになります。
それにあなたが新しい性格を得たとして、(表現が少しおかしいですが)それをまた1から育てる気ですか?
“刻み込まれたもの”すなわち自分について回る、切っても切り離せないものをどう受け止めますか?
僕の答えはもう決まっています。
それは“性格を愛す”です。
僕はマイペースでお人好し。仕事でミスをすると、同じミスをした真面目な同僚よりも、上司から強く怒られました。
《こんな損な性格嫌だ》と何度思ったことでしょうか。
しかし、その性格すらも好きになってくれる家族や友達が大好きです。
だからこそ、今の性格を愛すことにしたんです。
今の性格を狭く深く磨き上げればきっと輝きます。
短所を補うよりも、長所をとことん伸ばす方が、近道だとぼくは思うんです。
新しい性格を受け入れるよりも、今の性格をもっともっと自分のものにしてください。
そして、自分が本当にやりたい事が見つかった時、どれだけその”性格”を活かせるか。
また、自分に大好きな人ができた時、どれだけそのあるがままの”性格”が受け入れてもらえるか。
自分の性格を愛すことができた時、《行くぜ!性格、キミの出番だ!》と胸を張って言える事ができます。
是非、今の性格を理解し、受け入れる事から始めてみてください。
“人格”を使いこなす、コミュニケーションテクニック
これをうまく使いこなせば、人をうまく錯覚させる《ギャップ》として活用できます。
仕事上での人間関係の場合、先輩が後輩の心を開かせる技としても活用できます。
仕事をしている時は真面目で熱心な人柄の印象を与えつつ、プライベートの飲み会や、自宅に後輩を連れてきたタイミングで、家族の話をしたり、”一家の父親”としての自分をそこで軽くアピールします。
それを見たり、聞いた後輩は”こういう一面もあるんだな”や、”ただ真面目で仕事熱心な人じゃ無いんだ”という印象を抱くはずです。
自らが先に普段見せることのない、もう1つのペルソナ(仮面)を出す事で、信頼を得ることができるのです。
また、仕事以外の話をした事で、後輩からも、「結婚式の費用どうやって抑えましたか?」や、「今度旅行に行くので、オススメの温泉教えて下さい」などの仕事以外の相談が出て来るはずです。
一度でもこのギャップを見せることができれば、あなたに対する印象が全く変わってくるんです。
“仕事の顔”と”仕事から離れた時の顔”
上手に活用することで、より良い人間関係を築いていきましょう。
まとめ
性格と人格を自分のものにできれば、より良い人間関係が築けます。
・まず、性格のポイントはたった1つ。
“自分の性格を愛す”です。
生まれた時から刻み込まれた性格を修正する努力は、身体にとって大きなストレスになります。
この努力は今の性格(長所と捉えましょう)を伸ばす努力に当てた方が、より輝きを増します。
自分の性格を信じてみてください。
・人格は《ギャップ》として使いましょう。
どうせ”仕事の顔”と”そうでない顔”があるならそれを上手く活用しない手はありません。
仕事で熱心な姿を見せつつ、プライベートでは人間味のある人になることを意識してみてください。
きっとそのギャップは好印象を与えてくれますよ。^ ^
今回は性格と人格について書きました。
是非他の記事もご覧ください!
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